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Preventive dentistry 予防歯科


予防歯科とは

予防歯科とは、事前に歯周病や虫歯にならないようプロフェッショナルケアーをする。という風に皆さんは認識されていませんか?もちろんこの通りなのですが、体に抱える炎症が様々な病気の原因になっていることが近年いわれ始めています。ただ、これらのことは統計的なことではすでに10年以上前からアメリカでは半ば常識化しています。残念ながら日本ではあまりこういった考え方を声高にいう方がいなかったためにあまり普及していないのが現状です。ところが近年炎症と様々な病因が関係していることが解明されてきました。

一番最近のトピックスとしてアルツハイマーと歯周病ですね。
それ以外にも、早産と歯周病、糖尿病と歯周病はかなり密接に関係しています。

当院でも糖尿病でなかなかコントロールができない方で内科のお医者さんからはもうインシュリンでのコントロールを進められるような状態だった方が、歯周病をコントロールすることに成功したら、なんと食事指導で糖尿病がコントロールできるようになった方もいらっしゃいました。

つまり体の炎症が体のあらゆる疾患のもとになっているということになります。これらのコントロールをすることで病気になること自体を予防することができます。

内科のお医者さんは糖尿病という現象に対して対処する治療で薬を出します。でも、我々歯科ではむしろその病気自体を発症させないようにすることができる。これが予防歯科の真髄です。
もちろん歯の喪失自体を防ぐことも予防歯科の大事な考えの一つでもあります。

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口の中のメンテナンス(定期点検とクリーニング)

口の中の定期点検とクリーニングというメンテナンスのために、歯科医に通う人が増えてきた。長年、虫歯や歯周病など、何か問題が起きた時に受診する人が多かったが、歯を守っていくためには、それだけでは不十分だという認識が広がっている。

予防歯科治療の流れ

  1. 虫歯や歯周病等の検査

    レントゲンや特殊な器具を使って虫歯や歯周病等の検査を行います。
    まずはしっかり治療してから予防歯科を行う必要があります。

  2. 唾液検査

    患者様ごとにどんな予防歯科治療が必要なのかを判断します。
    調べることで、むし歯にかかりやすいタイプなのかわかるため、効率よく予防歯科治療が行えます。

  3. 衛生士による磨き残しを無くします

    磨き残しが虫歯や歯周病等の原因になるからです。

  4. フッ素塗布

    定期的にフッ素を歯の表面に塗ることで虫歯になる可能性を低くし、虫歯菌に負けない強い歯にする効果があります。

  5. 歯磨きレクチャー

    予防歯科の治療後も毎日の歯磨きでプラスして効果を持続させるためです。

  6. アドバイス

    生活習慣についてのアドバイス、歯を磨くタイミングや虫歯等になりにくくするちょっとした工夫の話です。

虫歯や歯周病が与える悪影響

  • 肥満になったり、病気がちになってしまう

    虫歯が多い人は物が良く噛めないため、偏食になり営業が偏ってしまい結果的に、肥満に繋がったり病気がちになってしまう人が増えてしまいます。

  • 好きな物が食べたくても食べれなくなる

    虫歯や歯周病が原因で仮に入れ歯になってしまうと、本来自分で噛む力の1/4程の力になってしまい、好きな物が食べれなくなってしまうことがあります。

  • 口臭

    口臭の原因の大部分は歯周病です。家族、友人と楽しくお話することも苦手になってしまいます。

  • 物忘れが激しくなる

    虫歯や歯周病で歯を失うと、噛むことが出来なくなり、脳への刺激が少なくなり、物忘れが激しくなったりすることがあります。