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お知らせ・クリニックブログ

八百長問題

16.01.21


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どの世界にも八百長を仕掛けて賭けで大儲けをしようとするやからがいます。賭けとはきっと非常に魅力的なんでしょうね。僕は、賭け事はまずやらない人なので、よくわかりません。競馬等も、足を向けたことすらないという。。。まあ、馬すきなので、競馬場は馬をみにいくかもしれません。笑

今回は、テニスでの八百長問題がとんでもなく話題になっています。勝負の行方を左右するような八百長から、もっと些細な八百長まで各種あるようですね。この問題は本当にむずかしい話になります。実名報道されていないだけに、推測が推測を呼び大問題に発展しているようです。でも、この問題をうやむやにしてしまうと、次々と手をかえ品をかえして横行していしまうので、しっかりした対応をして欲しいものです。

世界中の選手たち、ファンたち、そして解説者を務める元選手たちの間で、「具体的な名前を知りたい」とロジャー・フェデラー(スイス)が言ったことと同じことを繰り返している。「これはテニス界に対する大きな目覚ましの音だ」と、ある元選手が言葉にしたが、今回の八百長スキャンダルは大きな問題になっている。

多くの人々が求めているのは明快さだ。ファンや選手たちは不正行為の詳細を知る権利がある。

ドーピングや汚職などのスキャンダルはこれまで自転車競技や、陸上競技、野球やサッカーを傷つけてきたが、今回の問題はテニスの評価に大きな傷をつける可能性がある。
18度グランドスラムを制したマルチナ・ナブラチロワはTwitterに「我々には推測ではなく、真実が必要だ」と投稿している。
月曜日にイギリスのBBCとバズフィード社が報じたニュースはちょうど、全豪オープンの開幕に合わせたものだった。それは過去10年、テニス界の当局が16人の元トップ50の選手たちが関わった八百長事件の広範囲にわたる証拠を見過ごしてきたというものだった。
バズフィード社のニュースのタイトルは“The Tennis Racket”。このストーリーの中で、16人の中にグランドスラムの優勝経験者が含まれ、また半数の選手たちが全豪オープンにも出場しているとしている。
「私たちのスポーツにとても暗い影が落ちてきている」と話しているのは、ESPNで解説者を務めているメアリー ジョー・フェルナンデス。彼女は水曜日に行われた今回の問題に対するパネル・ディスカッションにも参加していた。
「世界中が注目しているだけに、何かをしなければならない。我々は誰がやったことなのかについて、はっきりした情報が必要だ」とフェルナンデス。彼女は現役時代に3度グランドスラムの決勝に進出し、2度のグランドスラムのダブルスの優勝経験と、2度の五輪金メダルの実績を持つ。
フェデラーはより多くの情報を欲している。「ぜひとも名前を聞きたいね」と彼は月曜日の記者会見時に話している。「それが選手個人なのか、あるいはチームの誰かのことなのか、具体的には誰? 前からのことなのか? ダブルスの選手たちの誰かなのか? それともシングルスの選手なのか? どのグランドスラムでのことなのか? どこででも行われていたことなのか? など、現時点では単なる推測でしかなく、それに何かを答えるというのはナンセンスだ」。
このフェデラーのコメントは、情報がないということが危険な推測を呼ぶという人々の大きな賛同を得た。
「このままでは魔女狩りに変わってしまう」とパトリック・マッケンローは言う。彼は全仏オープンのダブルスの優勝経験者であり、また、かつてのデビスカップ・アメリカチームの監督でもある。今回は全豪オープンで解説者を務めている。
世界ナンバーワンのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は水曜日の記者会見で、イタリアの新聞に2007年のパリの試合をわざと負けたと報じられていると話した。
「トップ選手が負けた試合ならどんな試合でも、そんなふうに取り上げられる。そんなのはただのつくり話だ」とジョコビッチは反論した。「今の主な問題は、スポーツ界において多くの疑惑があるということ」と彼は続け、現時点では「単なる推測」であり、「真実ではない」と話している。
これまでは、試合の途中に活発に賭けをしている胴元がいて、テニスが賭けの世界において世界的な人気があるということを一般のファンは知らなかったかもしれない。全豪オープンの期間中も、テニスの専門家たちが八百長について説明を加えている。そして、八百長行為と言っても試合のすべてを投げてしまうのではなく、セットを落としたり、ダブルフォールトすることを金銭でやり取りすることがありうるというのだ。
「テニス界において、この種の問題が起きるのはすべて下部大会でのことだった。誰もグランドスラムで起きているなんて思っていなかった」とマッケンローは言う。「火のない所に煙は立たない。これはテニス界に対する大きなモーニングコールだ」。
BBCとバズフィード社の報道を受けて、月曜日にはテニス界の責任者たちによる緊急記者会見が行われた。そこで彼らは八百長に関する証拠が握りつぶされていたという報道を否定した。この種の腐敗に対して取り組んでいる組織のテニス・インテグリティ・ユニット(TIU)は、5人の選手と1人の大会関係者を永久追放とし、18の懲戒処分を行ったと説明している。これらの組織はテニス界で疑わしい賭けの行為が行われていると言われた2008年に発足したものだ。
調査組織にとっての問題は、八百長行為を証明するのが難しいということだという。
これまでもいくつかの競技でスポーツ界のトップ選手たちが接触を受け、金銭で試合を投げたという事実があったことで多くのファンがショックを受けたことがある。
ジョコビッチ自身も過去に試合を捨てるような提案を受けたことがあると認めている。彼は10度のグランドスラムの優勝経験者だ。彼は直接の接触はなかったが、彼の陣営にいた人物が2007年にロシアで金銭での取引を持ちかけられたのだという。だが彼は、ただちに拒絶したと話している。
ESPNで解説者を務めているクリス・エバートは、このスキャンダルの影響は大きいと話している。
「この数日は本当に悲しい思いで過ごしてきた」と18度のグランドスラム優勝者のエバートは話す。「私たちテニス選手は、このスポーツが清廉潔白なものであるというのをいつでも誇りにしてきた」。
「できれば、真実が明らかになってほしい」と彼女は続けている。
2003年の全米オープン優勝者のアンディ・ロディックは、そうなるだろうと話している。彼はTwitter上に「僕がある元ツアープロからもらったテキスト・メッセージで、“賭けにのった16人の選手たちの名前を何人挙げられるかに注目すべきだ。僕は少なくとも8~9人は挙げられる”というのを受け取っているよ」