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お知らせ・クリニックブログ

埋伏歯特に親知らずについて

17.01.14


渋谷駅徒歩1分の歯医者ウエストデンタル、安心、安全、納得の歯科です。

埋伏歯と言われるものが存在することは皆さんご存知でしょうか?お口の中に正常な方向で生えることができずに埋まっていたり、本来生えるべき方向とは別の方向に向かって生えてきたりする歯のことを言います。

多くの埋伏歯は、乳歯が早期に脱落したり歯が抜けずに残ったり、あごの骨の不十分な発育などにより、永久歯の生えてくる場所が不足することで生じます。また、歯が骨と癒着してしまったり、歯を取り囲む周囲の骨や歯ぐきの肥厚、歯そのものの形や大きさの異常など、正常な萌出を妨げる要因があると、埋伏歯が生じる場合もあります。 多数の埋伏歯が認められる場合には、遺伝的要素、先天異常、内分泌系疾患、栄養障害などの原因が疑われることもあります。

乳歯では乳臼歯が埋伏する場合がありますが、乳歯が埋伏することは極めて少なく、多くの場合は永久歯に認められます。永久歯では上下の親知らず(智歯・第三大臼歯)、上あごの前歯および犬歯、小臼歯の順で多く、不正咬合の原因になることも少なくありません。

例えば前歯の正中離開などは、前歯の間に正中過剰歯が埋伏していることで起こることがあります。

一般に、埋伏歯は位置や方向の異常を伴うことが多いため、埋伏している歯が周囲の歯の根を吸収し、動揺を引き起こすなど、さまざまな障害を引き起こす場合があります。また、歯冠の一部が埋伏している場合は、歯肉と歯の間で細菌感染が生じやすく、埋伏歯周囲の歯ぐきやあごの骨に炎症を引き起こす場合もあります。

埋伏歯の治療としては、噛み合わせや周囲の歯に悪影響を及ぼすおそれがある場合には主に抜歯が選択されますが、骨の深い位置に埋伏している場合は経過観察を続ける場合もあります。また外科的に埋伏歯の歯冠の一部を露出させ、矯正装置を用いて口腔内に牽引誘導し、正しい位置に生やす治療を行うこともあります。

まあ、ざっと埋伏歯についての一般論となりますが、この埋伏歯の中でも、特に多いのが親知らずです。

もともと、太古の昔には親知らずの後ろにもう一本奥歯があったといわれておりそれが退化して現在は親知らずが次の退化候補の歯になっているようです。

親知らずが埋伏する最大の理由が歯がはえてくるスペースがないことです。現代の食事は子供のころから好まれる食事といえば、ハンバーグにカレー、スパゲティーといった柔らかい食事になります。このことから顎を動かすことなく食べられるため顎の発育が昔に比べて劣るようになっています。ところが歯の大きさはそう簡単に変わらない。つまり歯が出てくるスペースが足りない状況になります。歯並びが悪い理由の一つにも顎の成長が悪いことが要因になることもあります。

そういったことで、埋まってしまった親知らずはほとんどが横向きに生えてきてしまいます。

 

こんな感じですね。

こうなると前の歯との間に食べかすがつまり親知らずが虫歯になったり、手前の歯が虫歯になってしまいます。親知らずを持ってらっしゃる方ならわかるとは思いますが、こういった歯のところをしっかり磨こうとしても非常に難しいです。では、これをどうすればよいか。

基本的には抜歯をお勧めしています。

ただ、こういった歯を抜くには非常に特殊な技術が必要です。

是非口腔外科専門医のいる歯医者さんで抜歯されることをお勧めいたします。

口腔外科専門医とは、日本口腔外科学会の認定を受けた先生です。

たいていは、プロフィールなどにこのタイトルを取っている先生はのせていると思います。探してみてください。

余談ですが実はこのタイトルは歯科のあらゆるタイトル(認定医など)の中で最も難しいといわれています。