LINE@友達に追加

お知らせ・クリニックブログ

ペットとキス!ダメですよ。

17.04.26


渋谷駅徒歩1分の歯科、ウエストデンタルは安心、安全、納得の歯医者さんです。

僕も我が家に犬を飼っているため、かわいいわが娘のようにして育てています。(メスなので)でも、人と違うためキスをしたりするような濃厚な接触は気を付けましょう。ペットからの感染をして命の危険に陥ることもあります。妊婦さんたちが一番気を付けなければいけないのは猫ひっかき病。これだけにとどまらず、オーム病や狂犬病といったものが有名です。でもそれだけではありません。ペットをかわいがるのはとてもよいことですが、節度を持った接触と知識が必要ですね。そんなことをかいてあるものを見つけたので載せておきます。^^

インコやオウムの糞に含まれる細菌の吸入で感染する「オウム病」。昨年から今年にかけて、妊婦2人が亡くなりました。

「動物からヒトへの感染症」が増えている

「オウム病」は、「動物からヒトへと感染する病気」=「人獣共通感染症」の1つです。その中には、重症化すると死を招く疾患もあります。
「人獣共通感染症」は非常に種類が多く、世界中で200種以上に及んでいます。
そして、SARS,エボラ出血熱など、新しい感染症が次々に発見されていますが、その多くが「人獣共通感染症」であることがわかってきています。

「家で飼っているペットは大丈夫」は大きな誤解

感染源としては、野生動物や、野良犬・野良猫が最も危険ですが、ペットを介して感染する可能性も十分あり得ます。家の中で飼っている“家イヌ”“家ネコ”や、かごの中の小鳥であっても、様々な菌や寄生虫を体内に持っています。
例えば、イヌが顔を舐めてくることがありますが、イヌは自分の尻や尿を舐めることもあります。犬の口内は決して清潔とは言えず、ヒトに病気をうつす可能性は十分にあります。

動物やトリの展示施設で集団発生も

初期症状としては、38℃以上の発熱および咳。頭痛も約半数に認められます。 重症例では、呼吸困難や意識障害、合併症を引き起こすこともあります。
高齢者などで数年に一度、死亡例が報告されますが、妊婦の死亡例は今回が初です。妊娠中で抵抗力が弱くなっていたのかもしれません。
動物やトリの展示施設で、オウム病が集団発生することがありますので、妊娠中は入場を避けるべきでしょう。

100%のネコ、75%のイヌが持つ菌で死亡も!

「パスツレラ症」は、ペットオーナーが最も注意しなければならない感染症です。
というのも、パスツレラ菌の保有率は極めて高く、イヌの約75%、ネコの約100%が口腔内に保有しているからです。
多くは、イヌ、ネコに咬まれたり、引っかかれたりした傷から感染しますが、キスや口移しで餌を与える際の経口感染もあります。
受傷後、約30分~数時間後に激痛を伴う腫脹と浸出液が排液されます。
さらには、気管支炎・肺炎・副鼻腔炎などの症状も出ます。
高齢者や免疫機能が低下している人では、重症化して敗血症や髄膜炎を起こし、死亡した例もあります。