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お知らせ・クリニックブログ

いびきは歯医者さんで治せる!

17.06.08


ウエストデンタルは安心、安全、納得の歯科。渋谷駅徒歩1分の歯医者さんへ!

昨今、「いびき」を主訴に医療機関を受診する人が増えていると言われています。
パートナーや周りから指摘され、「迷惑をかけたくないから、とにかく治療したい」と受診する人も多いようです。

いびきは、さまざまな要因で上気道が狭くなった時の、呼吸に伴う雑音を指します。原因はいろいろありますが、圧倒的に多いのが肥満です。首回りに脂肪がついて気道が狭まり、息が通らないためにいびきをかきます。他には、へんとうが腫れている、口蓋垂(こうがいすい=のどちんこ)が大きい、舌が大きい、下顎が生まれつき小さい人にも見られます。

普段はいびきをかかないのに、疲れたときやお酒を飲んだときに限っていびきをかく、という人もいるでしょう。これは「散発性のいびき」です。
一方、寝ているときはいつもいびきをかく、という場合は「習慣性いびき」です。
この「習慣性いびき」は、寝ている間の換気量低下(呼吸量が減ること)や覚醒反応(体は眠っていても脳が起きた状態になってしまうこと)の有無によって、さらに「単純いびき」と、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)に伴ういびき」とに分けられます。

いびきをかく人の健康リスク

いびきをかかない人に比べて全般的にリスクが高い傾向。

  • 高血圧 いびきをかく人は2.4倍
  • 脂質異常症 いびきをかく人は3.2倍
  • うつ病 いびきをかく人は2.4倍
  • 糖尿病 いびきをかく人は1.2倍

睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)は、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
Sleep Apnea Syndromeの頭文字をとって、「SAS(サス)」とも言われます。
医学的には、10秒以上の気流停止(気道の空気の流れが止まった状態)を無呼吸とし、無呼吸が一晩(7時間の睡眠中)に30回以上、若しくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸です。
寝ている間の無呼吸に私たちはなかなか気付くことができないために、検査・治療を受けていない多くの潜在患者がいると推計されています。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が、起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすこと。気付かないうちに日常生活に様々なリスクが生じる可能性があるのです。

SAでバスとトラック衝突、2人死亡24人搬送という恐ろしい事故がありました。

どうやらバスの運転手さんは、睡眠時無呼吸症候群で経過観察と言われていたようです。

では、睡眠時無呼吸症候群とは、どんな病気でしょう?

簡単にいえば、寝ているときに呼吸が止まってしまう病気です。これによって死に至るということはあまり聞いたことはないのですが、むしろ十分な睡眠が取れないことにより疲労を蓄積していくということが問題になります。また、十分な睡眠が取れていないということは、居眠りをしたりということにもなります。

詳しく治療とかがのっているサイトを見つけましたので、これもリンクを貼っておきますね。

治療のなかで、書いてあると思いますが、症状が軽い場合は歯科で作るマウスピースによって症状を改善することができます。

もしお心あたりがある方(こちらのサイトでスクリーニングできます)は、当院でも対応できますのでお問い合わせください。

なお、SASは医科での確定診断が出れば保険でマウスピースを作ることができます。併せて参考にしてください。