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お知らせ・クリニックブログ

ホワイトニング

17.08.28


ウエストデンタルは安心、安全、納得の歯科。渋谷駅徒歩1分の歯医者さんへ!

歯が白いと心理学的に「若さ」「知性」「清潔感」を相手に印象づけるとの報告があります。それだけに皆さんの関心もあるようですね。ではホワイトニングは安全なのでしょうか。またどういった原理で歯が白くなっていくのかを解説しようと思います。

歯が変色していく理由には大きく分けると3つあります。まずは、着色。これは、コーヒーや紅茶などのタンニンを含むものを飲んだり食べることにより、歯の表面に色がついてしまうことです。この場合は、クリーニングをすることで、元の自然な色に戻すことができます。

次に、加齢変化。歯は構造的に表面にあるエナメル質と内部にある象牙質に分けられます。エナメル質は白色なのですが、象牙質はやや黄色みが勝った色をしています。加齢に従い表面にあるエナメル質は薄くなり象牙質の色がどうしても表面のエナメル質の色に透けて見えてしまうため、加齢により歯が黄色みがかってきます。また、加齢にともない、象牙質の色も濃くなるともいわれダブルの効果だともいわれています。

そして遺伝的要因。これは髪の毛の色や肌の色と同じです。欧米系の人たちはエナメル質が厚く白い色が強く出やすい歯をしており、アジア人種はこのエナメル質がやや薄いため、中の象牙質の色が出やすく、やや黄色みが勝っているといわれています。こういった人種等の遺伝的要因で歯の色が変わっていきます。

ではホワイトニングはどういったことで歯を白くしているのでしょうか?

これは、美容室などで髪の毛の脱色をされたことがある方ならよくわかると思うのですが、この原理とまったく同じです。過酸化水素水を使って髪の毛を脱色しているのですが、歯も同じ薬剤を使い黄ばみ成分を脱色することによって白くしています。

じゃあ、髪の毛みたいに、脱色をした歯はいたんでしまうのかという疑問がでてくると思いますが、多くの大学病院で研究した結果安全性が認められています。だからこそ、厚生省でもホワイトニンフの薬剤を認可しています。

ただ、厚生省で認可され正式に日本で使えるものはとても限定されています。ここに薬事法などの法律関係の問題があるようです。

当院では、厚生省が認可した安全な薬剤のみを使用しております。

ホワイトニングの色は3か月から3年くらいのうちにもとに戻るといわれています。

これも、自然なことで仕方がないのですが、できるだけ戻りを遅くしたりするために、最短3か月から1年おきに再度ホワイトニングをすることでより長く歯を白く保つことができるといわれています。

また、せっかく白くなった歯を着色で真っ黒にしてしまえば、着色の色素が歯に入ってしまいすぐに元のはの色に戻ってしまうため、定期的な(できれば3か月に1回)クリーニングをおすすめしております。

ざっとホワイトニングについてご紹介させていただきました。