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肺疾患との関係
※時間のない方は赤字だけお読みください。
肺炎は、依然として直接の死因の上位を占めている疾患である。その原因として、口腔内の細菌、とくに歯周病にかかわる細菌の働きを述べる研究、論文が多く登場して、米国のみならず日本でも大きな話題となっている。とくに、近年における肺炎の患者、院内感染の増加が、事態の深刻さを社会にアピールすることになった。

以前から、口腔は肺炎の潜在的感染源ではないかという議論はあった。近年、Scannapiecoらは、病院で治療を受けている患者の頗粘膜に存在する細菌や縁上プラークの細菌叢を調べた結果、呼吸器感染にかかわる細菌の存在が、入院患者に有意に多い事実を発見した。何と65%の入院患者から、呼吸器疾患にみられるSaureusとPaeruginosaが検出されたという。歯周病にかかわっているとされる細菌の多くが、呼吸器疾患の発症に大きくかかわっていることが予想される。Actinomyces, Bacteriodes, Capnocytoghaga, Fudobscterium, Peptostreptococcud, Pgingivslid, Prevotells, Veillonella など、入院患者のいずれからも観察されたということから、口腔内の細菌は呼吸器、とくに肺における感染のリスクを有意に高めていることが明らかになりつつある。このことから、口腔内細菌をコントロールすることが極めて緊急に必要であることが叫ばれるようになった。日常臨床で高齢者、有病者に対して、歯周病の診断、治療、予防処置を行うことは、呼吸器疾患の予防のみならず、治療との関係においても大変重要であることが、改めて話題にされつつある状況である。

日本では、高齢者の治療とケアが社会的に大きな話題になっていると聞くが、誤嚥性肺炎が歯周病原性細菌との関係で発症するというデータも出ているようなので、とくに関係がある話題ということができよう。
--Dr.Newman

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