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お知らせ・クリニックブログ

世紀の発見?

14.03.26


渋谷駅から徒歩1分の歯科!ウエストデンタルクリニック

小保方氏の世紀の発見からいろいろな報道がされていますが、かなりずさんな管理でのデータということが少しずつわかってきましたね。いろいろな方々同様失望というのが、正直な感想です。我々歯科医は歯の喪失という大命題を抱えて日々仕事をしています。いかに患者様の歯を長持ちさせるかに心血を注ぐのですが、どうやってもダメになればやはり歯を抜かざる得ません。その代替え品としてインプラントを選択したり、ブリッジ、入れ歯といったもを開発してきました。

でも、もし自分の細胞から歯を作ることができれば、それこそ最高のものです。それだけにこの発見を心から喜んでいたのですが。。。。

これほどまでに、データ等がずさんに管理されていると、もはや発見したものすら信用性に乏しく再現できないとなれば、利用価値すらないとなります。

是非とも、この発見が単なる偶然でなかったことを証明されることを期待します。

STAP細胞論文の共著者の一人が保管するSTAP細胞から作った細胞を簡易的に解析した結果、STAP細胞を作るため使ったはずのマウスの遺伝子のタイプが確認されず、別の系統のマウスしか検出されなかったことが、理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(CDB)の関係者への取材で明らかになった。この細胞は、英科学誌ネイチャーで発表した論文には使われていないが、CDBはSTAP細胞の真偽を確認するため、論文に使った細胞を独自に解析する検討を始めた。

解析したのは、STAP細胞から変化させて作った「STAP幹細胞」。iPS細胞(人工多能性幹細胞)やES細胞(胚性幹細胞)のように増殖する性質があるとされる。一方、STAP細胞の再現実験が研究チーム以外で成功していないことなどからES細胞の混入も疑われている。

解析した細胞は、当時CDBに所属していた若山照彦・山梨大教授が、小保方晴子・理研研究ユニットリーダーに「129」という系統のマウスでSTAP細胞を作製することを依頼し、小保方リーダーが作製した細胞を基に作った。若山教授が山梨大へ移籍後も冷凍保管していた。

STAP幹細胞ではSTAP細胞から変化後も、元のマウスと同じ遺伝子のタイプが確認されるはずだが、CDB関係者によると、山梨大が保管していたSTAP幹細胞2株を解析した結果、「129」ではなく「B6」など別の2系統のマウスが検出された。この2系統のマウスはES細胞の作製によく使われるという。