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ホワイトニング


ホワイトニングとは

ホワイトニングとは自分の歯の色を白く明るくする方法です。専用の薬剤を使用して歯を削ることなく白く輝く歯にします。薬剤に含まれる過酸化物が歯内部の有機成分を漂白するため、構造や歯質を変えることなく歯を白くできます。

美しい笑顔は人に対して爽やかで清潔で明るいイメージを与えます。口元にコンプレックスを感じて思い切って笑えなかっ方が、歯並びや歯の色を変えてあげることでコンプレックスがなくなり素敵な笑顔を手に入れることができるのです。
また、見た目のイメージが枯れてなく精神面においても大きなプラスを与えてくれるでしょう。

美しい歯といえば「白」というイメージを持っている方も多いと思いますが実は本来の歯の色は単純な「白」ではありません。皆さんも鏡で自分の歯をご覧になって下さい。多くの方がイエローがかっていたり、薄いピンクだったりします。これはタバコやコーヒーなどで汚れが付着したわけではなく自然な歯の色なのです。もちろん中には汚れが付着してしまっている方もいることでしょう。

ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングという二種類があります。それぞれの方にあった美白の方法があるのでお気軽にご相談にいらしてください。

エステサロンなどでのセルフホワイトニングとの違い

「歯を白くするホワイトニング」の薬剤は法律で医療機関でしか扱うことができません。エステで行う「セルフホワイトニング」は歯の黄ばみを分解する薬剤を使えずポリリン酸などの歯磨き粉と同じ成分を使っているため「歯の表面のお掃除」でしかありません。

セルフホワイトニングという呼称も、無資格者が施術をすると違法行為なので、お客様が全て自己責任で施術をするしかないのです。しっかりとした薬剤・医療機器設備を完備していること、施術を担当するスタッフが歯科医師・歯科衛生士などの国家資格所有者であることが効果の出るホワイトニングの最低条件です。

治療例

before
治療前の写真です。歯がだいぶ黄ばんでいるのが分かりますね。これではせっかくの笑顔もだいなしです。百年の恋がさめてしまう前に、ホワイトニングに挑戦してみて下さい。
after
違いは一目瞭然ですね。治療前とはくらべものにならないほどきれいになりました。歯がこれだけ白くなると、笑顔もいちだんと美しいことでしょう。

ホワイトニングの種類と特徴

オフィスホワイトニング

医院で歯科医師の管理下のもとに行う方法で、通院型のホワイトニングの事を言います。一般的に歯の表面に薬剤を塗り光を当てることによって薬剤が活性化し歯を白くするレーザーブリーチングを行います。

<特徴>
  • 歯科医師及び歯科衛生士が全て施術するため、安全性はもちろん手間もかかりません。
  • 高濃度の薬剤と強力なライトを使用するため、短時間で確実な効果が出ます。
<注意点>
  • 即効性がある反面、効果が長持ちしない傾向にあるためホワイトニング後のケアが必要です。
【こんな方におすすめ!】
  • 結婚式や大事な商談の前など、すぐにでも歯を白くしたい方
  • 一部の歯だけ白くしたい方
  • 自分1人でケアを行うのは面倒だという方

ホームホワイトニング

歯科医院で各個人の歯型に合わせて作製したマウスピースにホワイトニングジェルを入れて、自宅で毎日装着してゆっくりと歯を白くする方法です。

<特徴>
  • 平均して1年から2年ほど効果が持続します。
  • 自分のペースで希望通りの白さになるまで続けることが可能です。
  • マウスピース制作費と専用の薬剤の費用だけのため安価です。
<注意点>
  • 即効性がないため白さを実感するのに時間がかかります。
  • 薬剤の塗布や装着、ホワイトニング後のケアなどの作業を自分で行わなければならないため、手間暇がかかります。
【こんな方におすすめ!】
  • ホワイトニング費用を抑えたい方
  • 定期的な通院が難しい方
  • 徹底的に歯を白くしたいという方

ホワイトニングの流れ

治療の流れ:オフィスホワイトニングの場合

STEP1歯科医師によるカウンセリング

個々の希望に合ったホワイトニングプランの提案や方法の説明、カウンセリングをします。

STEP2口腔内環境のチェック

施術部分に重度の虫歯やひび割れなどがある場合は、ホワイトニングすると歯の神経が炎症を起こす等、強い痛みを感じることもあり施術ができません。その場合は、まずホワイトニング施術前に虫歯の治療を優先します。また歯周病の場合も程度によっては手術出来ないと判断されることもあります。

STEP3歯の色を測定

歯の色を16段階で示した世界基準の「VITAカラーガイド」などを使って現在の歯の色を測定し、施術後の明るくなった歯の色のイメージを確認します。

STEP4歯のクリーニング

施術部分の着色や汚れの付着の状態を確認し必要に応じて歯のクリーニングを行います。ヤニや歯石などの汚れがひどい場合は、ホワイトニング効果をより高めるため専用器具を使ったクリーニングを先に行う場合があります。
※クリーニングの種類によっては口腔内が敏感になる為、日をおいてからホワイトニングを実施する場合もあります。

STEP5開口器具を装着

口を大きく開けて施術しやすくなるための器具を装着します。

STEP6唇と歯茎の保護

ホワイトニング剤の付着を防ぐため、唇にガーゼなどをあて、歯茎には保護するための薬剤を塗布します。

STEP7ホワイトニング剤の塗布

歯茎に付着しないようホワイトニング剤を塗っていきます。施術範囲は、上下の前歯12本のセットが一般的です。範囲が広くなるのに比例して費用や施術回数が増えていくので、カウンセリング時に、しっかり相談してください。

STEP8ライトの照射

目を保護するサングラスを装着し、ホワイトニング剤を塗布した歯に光を当てていきます。薬剤の漂白効果を促進させるために、およそ10分から15分程度照射します。照射に要する時間はコース、機器によって異なります。

STEP9照射の繰り返し

ライトの照射後ホワイトニング剤を拭き取り、再度新しいホワイトニング剤を塗布して光を照射します。これを数回繰り返します(コース、機器により異なります)。

STEP10洗浄

ホワイトニング剤が残らないよう歯の表面を綺麗に洗浄し、口をよくゆすいで洗い流します。(ホワイトニングの種類によってはフッ素を塗布もあります。)

  • 最後に、歯茎の保護剤などを拭き取り、歯のコンディションを整えたら終了です。
<メンテナンスについて>

1回のみの施術では再着色しやすく、白さを持続するためには、基本的に3カ月から半年ごとに「メンテナンスホワイトニング」が必要になります。また、ホワイトニング後はコーヒーや紅茶、カレーライス、スパゲティなど色の濃い飲み物や食べ物に加え、きゅうり、トマト、ぶどうやイチゴなどの野菜や果物も控えた方がいいでしょう。

治療の流れ:ホームホワイトニングの場合

STEP1歯科医師によるカウンセリング

個々の希望に合ったホワイトニングプランの提案や方法の説明、カウンセリングをします。

STEP2口腔内環境のチェック

施術部分に重度の虫歯やひび割れなどがある場合は、ホワイトニングすると歯の神経が炎症を起こす等、強い痛みを感じることもあり施術ができません。その場合は、まずホワイトニング施術前に虫歯の治療を優先します。また歯周病の場合も程度によっては手術出来ないと判断されることもあります。

STEP3歯の色を測定

歯の色を16段階で示した世界基準の「VITAカラーガイド」などを使って現在の歯の色を測定し、施術後の明るくなった歯の色のイメージを確認します。

STEP4歯のクリーニング

施術部分の着色や汚れの付着の状態を確認し必要に応じて歯のクリーニングを行います。ヤニや歯石などの汚れがひどい場合は、ホワイトニング効果をより高めるため専用器具を使ったクリーニングを先に行う場合があります。
※クリーニングの種類によっては口腔内が敏感になる為、日をおいてからホワイトニングを実施する場合もあります。

STEP5マウスピースの製作

ホームホワイトニング専用のマウスピースを作るため歯の型取りをします。マウスピースは個々の歯の形にぴったり合うように作成され、3日から1週間以内にマウスピースが完成します。

STEP6マウスピースの装着(自宅)

マウスピースを装着する前に歯磨きをして汚れを落とします。自分の歯に合わせて作成されたマウスピースの唇側にジェル状のホワイトニング剤を塗布します(目安は歯1本に対して米粒大ほど)。
薬剤を流し込んだマウスピースを上下の歯に装着します。ホームホワイトニング専用のマウスピースを作るため歯の型取りをします。マウスピースは個々の歯の形にぴったり合うように作成され、3日から1週間以内にマウスピースが完成します。
薬剤がはみ出して歯茎に付着した場合は乾いた歯ブラシやティッシュなどで拭き取ります。

STEP7マウスピースの脱着

既定の時間装着後、マウスピースを外し口の中をしっかりゆすいでジュエルを落とします。同様にマウスピースのジェルも水洗いで落とします。なお、ホワイトニング中はもちろん終了後、1時間ほどは飲食を控えましょう。

<メンテナンスについて>

長期にわたり持続するためには、ホームホワイトニングのマウスピースの装着は毎日が効果的です。通常は一週間後に通院して経過観察をし、追加のホワイトニング剤を受け取ります。

ホームホワイトニング開始からおよそ2週間で効果を実感でき、自分が目標としていた白さになれば完了です。定期的に歯のクリーニングや再ホワイトニングを行うことで、歯を白く保ち続けることができます。
また、オフィスホワイトニングと同様に色の濃い飲み物や食べ物も控えた方が良いでしょう。

歯肉の黒ずみについて

歯と歯茎の境目が黒ずんでいる、ホワイトニングなどの審美治療で歯を白くしたら歯茎の色が気になるようになった、、、などの悩みがある人も多いようです。一度黒ずんでしまった歯茎は自然に元に戻ることはありません。歯茎の黒ずみの原因やその治療法には次のようなものがあります。

治療例

before
こちらの歯茎をご覧下さい。だいぶ黒ずんでいるのが分かります。歯茎の黒ずみの原因はメラニン色素の沈着によるものがほとんどです。見栄えの良いものではありませんね。
after
1回の治療でこんなにきれいになりました。しかも、治療費はたったの2000円。

黒ずみの原因

  1. メラニン色素の沈着

    タバコ(ニコチン、タール、一酸化炭素)や紫外線、刺激の強い食べ物の継続的摂取など、外部からの刺激を受け続けるとメラニン色素が生成・蓄積され黒ずみの原因になります。

  2. 被せ物や差し歯の土台の影響

    歯茎と歯の境目や歯茎のごく一部だけ黒ずんでいる場合は、虫歯治療の時に使われる金属の被せ物や差し歯の土台が原因と考えられます。被せ物に使われる銀や亜鉛などは、強度が弱く酸化や腐食がしやすい為、長時間歯茎に接触することで、成分が少しずつ溶け出し歯茎に蓄積してしまうために黒ずんで見えます。また、差し歯の内側の金属が歯茎から黒く透けることで、歯と歯茎の境目付近が黒ずんで見えることもあります

  3. 歯周病、歯肉炎

    内出血した様に赤黒く腫れていたり、赤紫色に変色している場合は、歯周病や歯肉炎が原因の可能性があります。

治療法

  1. 薬剤でのピーリング

    薬剤を塗布し、歯茎の表面のメラニン色素などによる黒ずみをピーリングで除去する方法です。
    痛みは歯茎が少しヒリヒリする程度で、治療直後は薬剤により歯茎が白くなり2~3日後に薄い膜が自然に剥がれ、1~2週間ほどで綺麗なピンクの歯茎に変わります。黒ずみの程度により個人差はありますが1~数回必要となります。

  2. レーザー治療

    軽度のメタルタトゥー(金属を使用した被せ物が原因の黒ずみ)やメラニン色素沈着などによる歯茎の黒ずみは、レーザー照射で黒ずみを除去することで理想的なピンク色の歯茎を再生します。比較的痛みも少なく治療時間も短いのが、特徴です。個人差はありますが平均1から2回の施術で効果を感じることができます。

  3. 被せ物、差し歯の交換

    被せ物や差し歯に使われている金属成分の交換をします。酸化や腐食しやすい金属から、非金属製のセラミックやファイバーコアなどに交換することで黒ずみの症状悪化を抑えます。※なお、セラミックなどは健康保険適用外なので注意してください。

  4. 歯周病、歯肉炎の治療

    歯周病は、歯周病菌という細菌による感染症で、歯の周りの骨を溶かしていく病気です。また、歯肉炎は歯垢によって歯茎が炎症を起こしている状態です。適切な歯磨きやクリーニングによって歯周病、歯肉炎の原因となる細菌や歯垢、歯石を取り除く必要があります。

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注意点

上記の様に原因はいくつもあり、それぞれ適切な対処法が変わってくるため、自己判断をせず歯科医師との相談をお勧めします。また、生活習慣の改善で防げるものもあります。普段の歯磨きから気を付け、健康な口腔環境を保ちましょう。

Q&A こんな場合は?

Q1ホワイトニングとクリーニングの違いは何ですか?
A

クリーニングは歯の表面に付着している汚れを落とすことによって、自身の歯本来の白さとツヤを取り戻すことです。主に、タバコのヤニや茶渋、歯石の除去になります。ホワイトニングは、自身の歯本来の白さよりさらに白くすることです。そのためクリーニング後にホワイトニングすることでより効果が出ますので、ホワイトニング前のクリーニングをお勧めします。

Q2歯に悪影響や負担はありませんか?
A

ホワイトニングによって歯が弱くなったり虫歯になったりすることはありません。ただし虫歯になっている歯はホワイトニング前に治療が必要です。また、ホワイトニングに適さない場合もありますので事前の診断が必要になってきます。

Q3ホワイトニングに痛みはありますか?
A

施術中に歯を削ったり麻酔をかけたりということは行わないので、痛みはほとんどありません。ただし、個人差はありますがホワイトニングにより歯の水分量が一時的に低下するため、知覚過敏等のしみる症状が出る方もいます。しかし、この症状は一過性のものなので、施術中またはその後数時間から数日は気になることもありますが、症状は必ず無くなりますので安心してください。

Q4つめ物、被せ物や神経のない歯でも白くなりますか?
A

ホワイトニングは天然のエナメル質だけに作用します。そのため金属やセラミックなどの素材を使っているつめ物、被せ物は白くできません。つめ物、被せ物自体の取り換えが必要となります。また、神経のない歯の変色をホワイトニングするにはパワーブリーチやウォーキングブリーチという方法があります。いずれも、歯の内部から行うホワイトニング方法です。神経のない歯でも変色の度合いにより、白くなるとされていますが、個人差があるので通常の歯に比べて効果は出にくくなっています。

Q5誰でもホワイトニングできますか?
A

基本的には、誰でもホワイトニング可能ですが下記に当てはまる方は注意が必要です。
無カタラーゼ症候群の方
呼吸器疾患のある方(肺炎など)
妊娠、授乳中の方
18歳未満
象牙質形成不全症、エナメル質形成不全症
虫歯、知覚過敏、歯周病など
※年齢の制限や妊娠、授乳中について、特に制限があるわけではありませんが、安全性が十分検証されていないので原則的にはあまりお勧めはしません。

Q6矯正中にホワイトニングはできますか?
A

矯正器具がついてる間は薬剤が十分にハに行き渡らないのであまりお勧めできません。マウスピースでの矯正の場合可能ですが、矯正中は知覚過敏の症状が出やすいので、注意が必要です。矯正治療がまもなく終了する場合は、終了後のホワイトニングがよいでしょう。矯正中にホワイトニングもご希望の方はご相談ください。